うるおいとやすらぎにあふれた自然石の水辺
森林と岩清水の文化を永遠に
環境を考えた自然に近いかたちを目指す
流水に対して高い安定性を持つ護岸(かごマット)
かごマット工法の特徴
1.安全な護岸をつくります。
かごの線材には耐蝕性の高い特殊な合金メッキ鉄線を使用するので耐久性がすぐれています。
かご自体も屈撓性に富み、洗堀などに対しても追従する構造です。また、かごマットは設計的にも護岸として高い信頼度を実証。流水に対して安全な護岸をカタチにします。
2.効率のよい施工ができます。
かごは完成に近い状態まで工場で加工できるので、現場での据えつけ組み立て作業もぐんと省力化。これまで熟練工の手作業に頼らざるを得なかった詰石作業も機械施工が可能に。効率のよい施工を実現します。
3.生態系にそった川づくりが可能です。
詰石には玉石や割石などの自然石を使用。空隙も多く天然に近い形態のため、ちゃんと水草もつき豊かな魚巣にも。植物ものびのびと育つなど河川本来の姿をとりもどし、生態系を維持していきます。
粗面めっき鉄線の開発
かごマットに使われていた従来の亜鉛アルミニウム合金めっき鉄線(滑面めっき鉄線)の表面を粗面に加工し、歩行の際や施工時にすべり難くした鉄線。表面を粗面に加工することで腐食が早まる為、より高耐食性のマグネシウム混入合金めっき加工されている。そのため耐久性は従来の合金めっき鉄線と同等である。
使用線材 | ||
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項目 | 本体部 | 蓋部 |
線材 | 亜鉛アルミ合金めっき鉄線 | 粗面めっき鉄線※ |
めっき成分 |
アルミニウム(10%以上) 亜鉛(90%以下) |
アルミニウム(11%以上) マグネシウム(2%以上) 亜鉛(87%以下) |
めっき付着量 | 300g/㎡以上 | 220g/㎡以上 |